新発田

【清水園】圧巻!おいしい食事処もそなえた新発田が誇る国指定名勝

新発田駅から徒歩数分のところにある池泉廻遊式庭園「清水園」。

近江八景が取り入れられた庭園は、新発田市民のみならず多くの方々の癒しの場です。

同じく新発田市内にある「五十公野御茶屋」とあわせて、「旧新発田藩下屋敷(清水谷御殿)庭園および五十公野御茶屋庭園」の名で国指定名勝となっています。

園内には地場のものを生かしたレストランもあり、心身ともにリフレッシュできる人気スポットです。

清水園とはどんなところ?

清水園

近世の新発田は加賀大聖寺から6万石で領地に入った豊臣家の家臣、溝口秀勝から始まりました。

城下では武家町、町人町、寺町などの特徴的な町が形成され、新発田藩は廃藩置県を迎えるまで274年間にわたり溝口家によって統治されました。

溝口家の下屋敷としてつくられたのが清水園です。清水谷御殿ともよばれます。

15200平方メートルもの広さがある圧巻の池泉廻遊式庭園です。

近江八景を取り入れた純京都風で、中央には草書体の「水」の字をかたどった大池泉があり、池の周囲には5つの茶室が点在します。

清水園では現在でもお茶会が開催されています。

ライトアップ

毎年11月には紅葉に合わせて2日間限定でライトアップされます。

美しく様変わりした、幻想的な清水園を楽しむことができます。

魅了する苔にも注目

日本海に面する北陸地方は苔庭の立地に恵まれた気候条件下にあります。

清水園にある苔も美しく、これは清水園のそばを流れる新発田川、そして園内の大池泉が苔の生育に欠かせない多湿の環境をもたらしているためです。

清水園で見られる苔はウマスギゴケが大部分ですが、ホソバオキナゴケ、コツボゴケ、ハイゴケの仲間も多いです。

散策する際には、ぜひ苔にも注目してください!

苔

散策したら「米蔵ココロ」でお食事を!

清水園内には新発田で人気のレストラン「米蔵ココロ」さんがあります。

100年以上もの歴史をもつ味わいある建物で、ほっと一息つける素敵な空間です。

地場の食材にこだわり、新発田のよさを生かした料理を提供します。

麩カツ丼

お店の代名詞と言っても過言ではない「みやむらの麩カツ丼」です。

お麩のまわりに越後もち豚を巻きつけてトンカツに見立てたものを、タレカツ丼風にしたメニューです。

お麩は分厚く食べごたえがあります。食感、味はまるで本物のトンカツのようですが、お麩なのでヘルシー。

名物の麩カツ丼、ぜひ一度食べてみてください!

大盛りも無料です♪

そしてなんと米蔵ココロを利用すると、清水園の入場料700円が450円に特別割引されます。

清水園と米蔵ココロをセットで利用するのがおすすめです!
(注)米蔵ココロは清水園内にありますが、お食事のみであれば入場料は不要です。

帰りに清水園まんじゅうが王道ルート

清水園を出てすぐに、新発田で人気のお菓子屋さん「新柳本店」さんがあります。

種類豊富な和菓子、洋菓子を取り揃え、中には季節限定のものや新発田農業高校とのコラボ商品などもあります。

その中でも新柳本店といえば、清水園まんじゅうです!

できたてのおまんじゅうはふっくらもっちり食感で、中には口溶けのいいこしあん。

40年前から変わらぬ製法で作られている新発田名物です。

おいしすぎて、2個、3個と食べたくなります。

お土産にもおすすめです♪

ぜひ、帰り道にお立ち寄りください!

 
 
 
 
 
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清水園の入場料・開園時間・休園日

入場料

大人が700円、高校生/大学生/70歳以上が600円、小・中学生が300円で就学前の児童は無料です。

障害者、団体(20名以上)料金も設定されています。詳細はこちら参照ください。

開園時間

【3月〜10月】9:00〜17:00

【11月〜2月】9:00〜16:30

休園日

年末/1月と2月の水曜日(イベント・お茶会の開催日を除く)

ABOUT ME
newcomer@shibata
縁もゆかりもなかった新発田(しばた)市に仕事の関係で転入→たくさんある魅力・住みやすさについて発信するためブログを開設。 「しょったれ」は新潟弁で「だらしない」の意味です。 毎日更新は難しいですが、”しょったれ”ながら頑張ります!